現在ARTS ITOYAで滞在制作中のケニア出身アーティスト、Shilpi Debの滞在制作発表「CHA!」を開催いたします。
タイトル 「CHA!」
アーティスト名 Shilpi Deb (シルピ・デブ)
日時 2月22日(土)、23日(日) 入場料無料
時間 13:00~17:00
※23日(日)15:00よりアーティストトークを行います
~アーティスト紹介~
Shilpiはケニアで生まれ育ち、ムンバイ (インド) にあるSir JJ school of artにて絵画を学び、2017年に美術学士号を取得しました。現在はナイロビ (ケニア) にて絵画、版画、イラストレーター、アートディレクションなど、多分野のビジュアルアーティストとして活動を行なっております。
アフリカで育ち、インドでアートを学んだ彼女は、幼い頃から日本文化に興味を持っており、アフリカとアジアの文化に魅了されていました。 ムンバイでアートを学ぶ中で、美学と哲学について研究を行い、アニミズム (精霊崇拝) の主題を追いかけそのルーツを深く掘り下げ、彼女のアートと人生に対する見方を形作しました。
彼女は日本での経験を吸収し、プロジェクト「First Limb、First Canon」を探求しながら、アニミズムをさらに詳しく見たいと思っています。 滞在制作で最も重要なことは全てのピースをゆっくりと学習し、それぞれの反応が彼女を導き、認識を一つずつ変えることだと感じています。
~展示について~
個展「CHA!」は、お茶に敬意を払う”お茶中毒者”による、様々な種類のお茶、風味、茶器の柄や質感にインスピレーションを受けたミクストメディア作品です。お茶の目に見えない性質がどのように人々を癒し、活力を与え、私たちに安らぎを与えるのかを探ります。お茶は新しい思い出を形成するだけでなく、過去の思い出をフラッシュバックさせるきっかけとしても機能し、一杯のお茶を共有した全ての人々を思い出させる力を持っています。