今日はフィールドトリップで、名尾和紙工房と佐賀アートウィークへ。
今日はフィールドトリップで、名尾和紙工房と佐賀アートウィークへ。 素材と手仕事が積み重ねてきた時間に触れ、その流れの先にある「今」の表現を見る、とても豊かな一日でした。 制作や地域との関わりについて、いろいろな視点が自然と立ち上がる良い時間。ありがとうございました。
今日はフィールドトリップで、名尾和紙工房と佐賀アートウィークへ。 素材と手仕事が積み重ねてきた時間に触れ、その流れの先にある「今」の表現を見る、とても豊かな一日でした。 制作や地域との関わりについて、いろいろな視点が自然と立ち上がる良い時間。ありがとうございました。
Yelin Lee (イ・イェリン)は、ソウルを拠点に活動するグラフィックデザイン出身のアーティストです。これまでコンピュータの画面上で図形や記号を緻密に扱ってきましたが、現在はそれらの視覚的記号を画面の外、つまり物理的な環境へと移行させることに深い関心を寄せています。 作家は、デジタルインターフェースに閉じ込められていた絵文字や変容されたイメージの羅列を、現実の空間(Space)へと解き放ち、観客がそれらを実在する作品として遭遇するような実験的な試みを行っています。観客は物理的な空間の中で、馴染みがありながらもどこか異質な視覚記号と向き合うことになります。これは、私たちが日常的に使用している視覚言語が、現代文化をどのように共有し、記録しているのかを問い直す対話の起点となります。 Arts Itoyaでのレジデンス期間中、Yelin Leeはデジタル由来の記号が武雄の歴史的・自然的な風景とどのように相互作用するかを観察します。仮想の記号と物理的な実在の間の境界を埋め、レジデンス特有の環境の中でデジタルな物語をどのように具現化できるかを探求する予定です。 —– Yelin Lee is a Seoul-based artist with a solid foundation in graphic design. Her […]
本日は、ARTS ITOYAにて レジデンスアーティストたちの成果発表展を開催しました。 寒い中にもかかわらず、ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。 今回の展示では、それぞれのアーティストが滞在中に この土地で見たこと、感じたこと、考え続けてきたことが、 絵画やインスタレーシなど、 さまざまなかたちとなって立ち上がっています。 表現のジャンルは違っても、 この場所で過ごした時間や思考の積み重ねが、 作品の奥に静かに息づいている展示になったと感じています。 ARTS ITOYAという場を通して生まれた声やまなざしに、 少しでも触れていただけていたら嬉しいです。 本日ご参加いただいた皆さま、 そして制作に真摯に向き合ったアーティストたちに、心より感謝を込めて。
明日の成果発表展に向けて、 レジデンスアーティストたちは皆、誠意制作中です。 15:00 オープン 16:00〜 アーティストトーク 制作の時間を経て生まれた作品や思考を、 ぜひ現地で感じていただけたら嬉しいです。 皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
現在ARTS ITOYAで滞在制作中のアーティストMax Thornton-Smith (豪)の滞在制作発表展「Sun Prayers」を開催いたします。 日時: 1月25日(日) 入場料無料 時間: 15:00~18:00 ※25(日) 16時00分よりアーティストトークを行います。 Sun Prayers 日常のなかにあるささやかな瞬間、そして過ぎ去ったものを思い起こさせる時間について。 「Sun Prayers」は、武雄の街を舞台に展開された一連の作品群です。ゆっくりとした自然との関わり、雄大な山々、そして鬱蒼とした樹々の天蓋のもとでの体験から着想を得ています。本展は、クスノキを中心的なモチーフとし、祈り、記憶、そして来世へと至るその直前の地点について、マックスが探究するための精神的な核として位置づけられています。 彼は主にプレナール(屋外制作)の手法で制作を行い、光や色彩の移ろいに注目しながら、土地の環境を誠実かつ深く観察します。そうして小さな場所との強い結びつきを育んでいきます。さらに本作では、日本画(日本画法)を独学で学んだ技法を用い、自然環境や文化との物質的なつながりとして、地元で作られた和紙の上に、岩絵具、水干絵具、胡粉などの天然素材の顔料を使用しています。 (アーティストノートより抜粋) 「クスノキが持つ神聖性は、私にとって非常に強いものでした。その敬意を抱かせる存在感や、霊的ともいえる性質は、この作品において重要な意味を持っています。また、神社を歩いていると、最も奥まった場所にある墓にさえ新しい花が供えられているのを目にしました。誰かが覚えていること、誰かが敬意を払っていること、その事実がとても心に残りました。 最近、私は来世についてよく考えています。それがどのようなものかというよりも、そこへ至る直前の瞬間についてです。亡くなった人々をどのように敬い、どのような選択によって記憶し続けるのか、そして記憶そのものが持つ儚さについて考えています。そうした思考が、クスノキの延長として自然環境を描くことへと私を導きました。 ある意味で、これらの絵画は、私が神社に祈りを捧げるための行為です。 […]
今日は武雄朝飯会の日でした。 朝の心地よい時間をともに過ごした後、みなさんが Itoyaのスタジオにも足を運んでくださいました。 スタジオでは、滞在中のアーティストたちの作品をじっくりと鑑賞しながら、自然と会話が生まれ、あたたかな交流の時間に。 作品を通して人と人がつながっていく、そんな豊かなひとときでした。 ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
滞在中のアーティストMinseon Park(ミンソン・パク)を紹介します このアーティストは、絵画とデジタルメディアを横断し、幅広い素材やプロセスを用いて制作を行っています。作品のイメージには人物や花、植物といったモチーフが含まれることもありますが、作家自身が最も本質的だと考えているのは、レイヤー、色彩、構図の構成、そしてイメージの中でその瞬間ごとに下される一連の判断です。 特定のメディウムを強調するのではなく、作家は作品全体がひとつの統合された抽象的な構成として読まれることを望んでいます。それは、具体的な表象の明確さよりも、視覚的なバランスや絵画的な選択そのものを前景化するものです。 The artist works across painting and digital media, employing a wide range of materials and processes. While the […]
昨日はフィールドトリップで、有田と波佐見へ。 有田では 源右衛門 を訪れ、長い時間をかけて受け継がれてきた技と美意識に触れました。 波佐見では マルヒロ にて、伝統を今の暮らしへと軽やかにつなぐ器の在り方を学び、 最後に 波佐見町歴史文化交流館 で、この土地の陶磁の歴史と人の営みをたどりました。 「つくること」は、過去と現在、そして未来を行き来すること。 土地に根ざしたものづくりから、たくさんのヒントを受け取った一日でした。
彼女にとってインスピレーションの源は、予期せぬ場所、曖昧なもの、心揺さぶるもの、あるいは混乱を招くものなど、あらゆる場所に潜んでいます。紙やキャンバスの上に何かを捉える作業は困難を極め、そのプロセスは予測不能であり、結果は常に議論の余地を残します。しかし、まさにこのプロセスに向き合うことこそが、彼女を突き動かす原動力となっているのです。 画家や文学、風景、そして(見知らぬ)人々からインスピレーションを受ける一方で、彼女が究極的に関心を寄せているのは、私たち全員が共有する「人間の在り方(ヒューマン・コンディション)」です。30年以上にわたりアフリカやアジアで活動してきた経験も手伝い、彼女の興味は、予測不能なものや未知なるものへと向けられています。 彼女はポートレート(肖像画)、静物画、風景画を手がけていますが、最近ではセラミック(陶芸)や版画の探求も始めています。セラミックにおいては、「形」が単なる「装飾」に留まることなく、いかにして絵画的な多層性と融合できるかを探求しています。また、切り絵を用いた版画の手法で、海の生物のシリーズにも取り組んでいます。 日本滞在中は、これまでの技法、スタイル、主題にとらわれない、木版画の新たな解釈や制作方法を模索することに関心を寄せています。 Jups is an artist based in Amsterdam. For her, inspiration can come from anywhere, unexpected, unclear, moving, […]
Max Thornton-Smith (マックス・ソーントン=スミス)は、西オーストラリア州パース(ブールー)で生まれ、現在も同地を拠点に活動するファインアーティストである。主に油彩、木炭、ビデオアートを用いて制作を行い、彼の作品は大きく二つの要素を軸としている。それは、さまざまなメディウムをアニマティック(動的)な領域で再構築すること、そして伝統的な素材の使用を、よりデジタル的、あるいは新しい表現の場へと拡張していくことである。 風景画や、周囲の環境を表現主義的に描く作品を中心に、マックスは常に自然環境とその無数の流れに魅了されてきた。それは顔料を含んだ大地であったり、虹色にきらめく光であったりする。 戸外制作(プレナール絵画)の特性とプロセスに強く惹かれ、彼はその実践の多くを印象派的表現の力を探究することに費やしてきた。素材そのものへの深い理解と、絵画に対する丁寧な姿勢を通して、マックスは知覚や風景をより抽象化して捉える表現を、確かな実体を持つ形式へと結びつける基盤を築いてきた。その結果、オーストラリアのブッシュ(原生林)を、躍動感あふれるイメージとして描き出す作品が生まれている。 彼の作品は、抽象化された風景やアニメーション的な動きが、鑑賞者の記憶や過去、そして心に訴えかける力を持つことに焦点を当てている。最終的には、人間の知覚の心理──私たちが時間や記憶、そして人間の在り方をどのように解釈するのか──を探究している。 近年、マックスはよりデジタルに重心を置いた制作へと取り組み、絵画作品の展示と並行して、インスタレーションやインタラクティブな体験型作品の制作も行っている。今後は、日本画(岩絵具)による表現の研究をさらに深めるとともに、音楽家や映像作家などとのコラボレーションを含む、マルチメディア領域へと実践を広げていくことに関心を寄せている。
