現在ARTS ITOYAで滞在制作中のアーティスト、Susan Jablonskiの滞在成果を発表する個展“Okna“を1月26日(土)、27日(日) 13:00~17:00に開催いたします。
(26日14:30よりアーティストトークとなります。)
~アーティスト紹介~
Susan Jablonskiは、イリノイ州シカゴを拠点とする美術写真家です。 彼女は現在、大統領功労奨学金と奨学金プログラムへの入学を受けたシカゴ美術協会の学校で、写真の美術学士を目指しています。 彼女の作品は、最近のグループ展や年次部門出版で紹介されています。
Susan Jablonskiは、家族関係内の影響作用と、それに続く自己形成における役割を調査しています。 シリーズである、”反復構造”は、そのような影響の複雑さを明らかにすることを目的としています。 非線形の時間と階層についての彼女の考察を通して、物語はさらに複雑になっています。
Susan Jablonskiのウェブサイトは以下から見れます。
〜個展について〜
個展タイトル“Okna“はポーランド語で”窓”を表します。彼女の生まれ故郷であるポーランド、そこでの記憶を思い出させる日本家屋の窓から見えるおぼろげで抽象的な光景。彼女は窓は多様な比喩であると捉えます。観客と観客の異なる世界の間の障壁。制度化された外部性の概念に対する内在化された個人の簡潔な枠組み。しかし、仕切りが明確な壁とは異なり、明確ではない窓。その微妙な違いの中で、分離の印象だけでなくその無益さも感じます。
今回の個展ではそんな「窓」からインスピレーションを受け、光や影、ガラス、植物を使い彼女の表現する“Okna“のインスタレーション展示を行います。彼女が感じ考える“Okna”の表現作品をお楽しみ下さい。