Marina Puの映像作品上映会を開催いたします。

現在ARTS ITOYAで滞在制作中の、台湾出身アーティスト、Marina Puの映像作品上映会を開催いたします。

アーティスト名 Marina Pu (マリーナ・プー)

日程 216日(土)

時間 第一部 17:00~、第二部 18:00~ (入場料無料)

※日本語、英語、ポルトガル語、中国語と様々な言語が混じる、3つの映像作品をそれぞれ2回づつ上映します。

 

~アーティスト紹介~

Marinaは、台湾とイギリスを拠点に、映像作家、テレビ監督として活躍しています。現在、台湾の台北にあるTakming科学技術大学のマルチメディアデザイン科の大学助教授として働いています。

彼女は国立台北芸術大学で美術学士号を取得後を、2008年、英国Edinburgh大学で映画製作の修士号を取得しました。また2004年以来、台湾、韓国、中国の映画、テレビ業界で働く中、イギリス、ドイツ、リトアニアなどのヨーロッパ諸国でのプロジェクトに協力してきました。彼女の映画は、台湾、日本、イギリス、フランス、イタリアのカルチャーセンター、ギャラリー、映画館で、様々な国際的映画祭や個展・グループ展に選ばれています。

現在の映画プロジェクトとなる、ドキュメンタリー「Disquiet Identity」と「Pahari」はそれぞれ日本とインドのヒマラヤを拠点としており、下記URLから見れます。

https://vimeo.com/user4166505

 

~映像紹介~

今回彼女はARTS ITOYA滞在にあたり、台北映画祭短編映画3位入賞、カンヌ映画祭短編映画ノミネート作品”Dance in Taipei”と、Takming科学技術大学(台湾)との共同制作コマーシャル作品、また台湾の文化省から助成を受け制作された、長編ドキュメンタリー”Desquite identity”を披露します。

長編ドキュメンタリー”Desquite identity”は2014年台北の地下鉄で実際に起こった、大学生による無差別殺傷事件のニュースから始まります。この無差別殺傷事件で24名が負傷し、4名が死亡しました。犯人である当時21歳である男子大学生は、殺傷事件を犯した動機として”何か大きいことをしてみたかっただけ”と答えました。このドキュメンタリーは世界中で起こる、動機もなく殺害を起こす、若い犯罪者への解決策を模索することを目的としています。ドキュメンタリー内では、事件背景についての福岡の若者へのインタビュー、またポルトガルの有名なミュージシャンバンド、貧困コミュニテーへのインタビューを含みます。(※映像内には暴力的なシーンを少し含みます)