Cho, Hui-Chinの滞在制作作品発表を開催致します。

現在ARTS ITOYAで滞在制作中のロンドン在住アーティスト、Cho, Hui-Chinの滞在制作発表”To Whatever Mystery Lies Beyond”を開催致します。

 

アーティスト名 Cho, Hui-Chin 卓 卉芹 (たく きせり)

日時 525日(土) 入場料無料

時間 11:0017:00

25日(土)15:00よりアーティストトークを行います

Cho, Hui-Chinは25日(土)のみの展示となります

 

~アーティスト紹介~

ChoHui-Chinは芸術大学Slade School of Fine Art美術学士号を2018年に取得、ファーストクラスの成績でDeans Listに載りました。CASSアート絵画賞とステア賞を2018年に受賞、現在はロンドンに在住し制作活動を行っています。

多文化的な国で育ったチンは、主題の歪みや抽象的なモチーフ、赤ちゃんのような見た目を持つ不思議な生き物を作品に登場させ、哲学的な対話を促すためにヴィンテージまたはアンティーク素材ほか複数の素材を組み合わせて制作することを好みます。

 

~作品について~

作品を通して、ヴィンテージ素材と他の素材を使うことのジレンマを探求し、メタファー(比喩表現)がどのようにして物事の認識や本質にふれ理解されるかに興味を持っています。同時に生と死の間の曖昧なアイデンティティーを持つアンティーク素材を描写し、その素材に隠されたメタファーを表現しています。

作品に登場する多数の違和感のある人物やモチーフはグロテスクでありながら深みのある物語を作り出します。彼女の好奇心旺盛で芸術的なアプローチは、人々の心理、欲望、フェチ、両性、サディズムとある物事への執着(オブセッション)など内観することに通じています。